【三ノ輪/入谷】整体施術記録。腰痛、反り腰、O脚を治療します。 | 台東区で整体を主軸に施術をご提供しており様々な情報を発信しています

　tea body maintenance　ティーボディメンテナンスです。こんにちは。今日は腰や脚に悩みを抱える女性のお客様への施術内容について紹介します。

20代女性　E様の場合

　主訴は立ち仕事での腰痛とO脚。猫背気味で反り腰、骨盤前傾。腰部や大腿（太もも）前部の筋肉の緊張が強い一方で臀部の筋肉は柔らかい。大腿外側の緊張が強く内側は弱い。立位での膝の隙間は9cmほど。膝だけでなく下腿（膝より下）も開いてしまっている。やや右短下肢（脚の長さを比べた時に右のほうが短い状態。実際には同じ長さだが骨盤の歪みなどの原因によって「短く見えている」状態がほとんど。本当に長さが違う場合は成長障害などによる）。

　本来の背骨の形は、やや背中が丸まってやや腰が反っているものです。真っ直ぐ過ぎてもカーブし過ぎていてもダメです。E様の場合は背中は理想よりも丸すぎていて腰は反り過ぎている状態なのでもう少し真っ直ぐに近づける必要があります。背筋の緊張は背中の丸みの原因になるので、まずは背部から緩めていきます。

　背部が緩んだら次は腰ですが、うつ伏せの状態で上から圧迫すると腰がさらに反らされ悪化する場合があるのでやり方には注意が必要です。反り腰の原因には腰の筋肉の緊張だけでなく腹筋の弱さや骨盤の前傾なども関係しています。

　背部、腰部ときて次は臀部です。骨盤が前傾しているE様は骨盤の前側、股関節周辺の筋肉などは硬いのですが、いわゆるお尻の部分はそうでもありません。しかしお尻の横についている大腿筋膜張筋はなかなかの硬さになっているのでここはきちんとほぐします。骨盤が開いて外側荷重になっているので外側の筋肉が硬くなるんですね。右短下肢で右に体重が乗りやすいので特に右が硬いです。ちなみに靴底も小指が減りやすいようです。

　股関節のストレッチや骨盤矯正も混ぜつつ下に降りていって次は腿裏です。やはり外側が硬いのですがここは押すと痛いので直接はあまりほぐせません。トリガーポイントを刺激して緩める方法とストレッチで伸ばす方法を取ります。さらにお尻に近い部分、腿裏の上のほうの内側にあるポイントを緩めます。この部分の緊張を取ることで外旋した股関節を元に戻していきます。

　膝下へ。前脛骨筋や腓骨筋などを緩めつつ開いた下腿と内に戻すため矯正を入れます。足関節の矯正まで入れたら体制を変えて仰向けに。

　大腿直筋（太ももの前の筋肉）や腸腰筋を緩め、股関節や臀部などのストレッチも。硬いところをほぐすだけでなく弱いところも鍛えないといけないため、腹筋や中殿筋、内側広筋のトレーニングを指導。

　施術後は、姿勢はだいぶ良くなり身長も1cm増加。膝の隙間は4cmに。内腿の筋肉に意識を入れるとさらに減少。立位でどの筋肉に力を入れるべきかの指導をして終了。なかなか良くならない深刻なタイプのO脚の方もいますがE様の場合は改善が早そうです。

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